世田谷区の一日葬|費用・流れ・メリット・注意点をわかりやすく解説
世田谷区で葬儀を考える際、 「通夜を行わない一日葬にしたい」 「一日葬なら費用を抑えられる?」 「家族葬と一日葬は何が違う?」 と悩まれる方は少なくありません。
一日葬は、単に葬儀を簡略化する方法ではありません。 通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で行う葬儀形式です。 ご家族や親族の負担を抑えながら、宗教儀礼や故人とのお別れの時間を持つことができます。
- 一日葬とはどのような葬儀なのか
- 世田谷区で一日葬を行う場合の費用の考え方
- 代々幡斎場・臨海斎場など、一日葬で利用しやすい斎場
- 一日葬当日までの流れ
- 一日葬のメリットと注意点
- 家族葬・二日葬・火葬式との違い
一日葬とは?家族葬とは意味が異なります
一日葬とは、一般的な二日間の葬儀で行う「通夜」を行わず、 葬儀・告別式から火葬までを一日で行う葬儀形式です。
例えば仏式の場合には、午前中に葬儀・告別式を行い、 僧侶による読経、焼香、お別れの時間を経て出棺し、 その後火葬・収骨を行う流れが一般的です。
家族葬は「誰に参列していただくか」という葬儀の規模を表す言葉です。 一日葬は「通夜を行わず一日で式典と火葬を行う」という日程の考え方です。 そのため、家族葬を一日葬で行うことも、二日葬で行うこともできます。
世田谷区での家族葬全体の費用については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
世田谷区の家族葬の費用はいくら?斎場別料金と総額の考え方を見る →世田谷区で一日葬を行う場合、費用はいくら?
一日葬の費用は、葬儀社の「一日葬プラン」だけで決まるものではありません。
実際には、 葬儀社へ支払う費用+斎場使用料+火葬料+安置料+骨壺+料理・返礼品など を合わせた金額が、葬儀全体の費用になります。
葬儀社へ支払う費用
棺、祭壇、寝台車、遺影写真、保冷処置、役所手続き、葬儀スタッフ、式の進行などです。
式場・火葬場の費用
式場使用料、火葬料、安置料、控室料、骨壺などです。 利用する斎場によって大きく変わります。
人数によって変わる費用
料理、飲み物、返礼品、供花などは、参列人数によって費用が変わります。
宗教者へのお礼
僧侶へ依頼する場合には、お布施・お車料・お膳料などが別途必要になることがあります。
「一日葬○万円〜」だけで判断しないことが大切です
インターネットでは「一日葬○万円〜」という料金を見かけますが、 その金額に式場料や火葬料、安置料が含まれていないことがあります。
見積もりを取る際には、 「家族10名・安置5日・一日葬・希望する斎場」 など、同じ条件を伝えたうえで総額を比較すると分かりやすくなります。
棺、搬送、安置、祭壇、火葬などは、一日葬でも必要です。 主に通夜当日の運営費用や料理などが少なくなることで、 二日葬より総額を抑えられる場合があります。
世田谷区で一日葬を行う場合の斎場選び
世田谷区内には火葬場がないため、一日葬では世田谷区周辺の火葬場併設斎場や寺院式場などを利用します。
特に検討されることが多いのが、 代々幡斎場・臨海斎場・桐ケ谷斎場・堀ノ内斎場です。
代々幡斎場
世田谷区北部・東部から利用しやすい火葬場併設斎場です。 葬儀後に別の火葬場へ移動する必要がないため、ご高齢の親族が多い場合にも利用しやすい施設です。
普通炉の火葬料金は87,000円。 少人数の一日葬・家族葬に利用しやすい式場もあります。
代々幡斎場での家族葬・一日葬を詳しく見る → 代々幡斎場の施設・料金情報を見る →臨海斎場
世田谷区・大田区・品川区・目黒区・港区の5区で共同運営する公営斎場です。 条件を満たす世田谷区民は組織区内料金で利用できます。
12歳以上の火葬料金は44,000円です。 さらに2026年からは、家族葬などの小規模かつ通夜を伴わない葬儀向けの新式場が設けられ、 組織区内料金35,000円で利用できます。
費用を抑えながら一日葬を行いたい世田谷区民の方にとって、比較する価値の高い斎場です。
臨海斎場で家族葬を行う場合の費用を見る → 臨海斎場の施設・料金情報を見る →式場使用料・火葬料・安置料・駐車場・電車でのアクセス・参列人数まで含めて比較すると、 ご家族に合った斎場を選びやすくなります。
一日葬の流れ|式は1日でも、準備は数日前から始まります
「一日葬」という名称から、 亡くなった当日に葬儀と火葬をすべて行うと思われることがありますが、そうではありません。
一日葬とは、通夜を行わず、葬儀式典を一日で行う形式です。 ご逝去から葬儀当日までは数日間かかることがあります。
ご逝去・葬儀社へ連絡
病院・施設・ご自宅などで亡くなられた後、葬儀社へ連絡します。 病院から葬儀社を紹介された場合でも、必ずその葬儀社へ葬儀まで依頼する必要はありません。
ご搬送・ご安置
ご自宅または安置施設へ故人を搬送します。 火葬場の予約状況によっては、数日間安置することがあります。
葬儀内容の打ち合わせ
斎場、火葬日時、参列人数、宗教形式、祭壇、お花、料理、返礼品などを決めます。 菩提寺がある場合は、この段階より前に一日葬について相談しておくと安心です。
納棺・身支度
故人のお着替えやお化粧、納棺などを行います。 ご家族の希望に応じて、故人らしい洋服へ着替えていただく方法もあります。
葬儀・告別式
一日葬当日は、宗教儀礼、弔辞・焼香、お花入れなどを行い、故人とのお別れの時間を過ごします。
出棺・火葬・収骨
告別式後に出棺し、火葬を行います。 火葬場併設斎場であれば、別の火葬場へ長距離移動する必要がありません。
一日葬のメリット
親族の負担を抑えやすい
通夜を行わないため、二日間にわたって参列する必要がありません。 ご高齢の親族や遠方から来られる方が多い場合にも負担を軽減しやすくなります。
葬儀・告別式をきちんと行える
火葬のみではなく、祭壇を整え、僧侶による読経や焼香、お花を手向ける時間を持つことができます。
二日葬より費用を抑えられる場合がある
通夜を行わないことで、通夜料理や一部の人件費、運営費用などを抑えられる場合があります。
少人数の家族葬と相性がよい
家族・親族を中心とした10~20名程度のお葬式でも選ばれやすい形式です。
一日葬を選ぶ前に知っておきたい注意点
1.菩提寺がある場合は、先に相談する
お墓のある菩提寺や、普段からお付き合いのある寺院がある場合には、 葬儀社だけで一日葬を決める前に、ご住職へ相談することをおすすめします。
仏教では本来、通夜・葬儀・告別式を通して故人を送る考え方があり、 寺院によって一日葬に対する考え方が異なります。
2.一日葬だから半額になるわけではありません
棺、搬送、祭壇、安置、保冷処置、火葬などは一日葬でも必要です。
そのため二日葬と比較して費用が下がることはあっても、 「日数が半分だから費用も半分」とは限りません。
3.通夜にしか来られない方が参列できない場合があります
仕事関係の方や友人・知人など、 夕方の通夜であれば参列できても、日中の告別式には参列できない方もいます。
参列していただきたい方がいる場合には、 葬儀の日時を決める前に確認しておくとよいでしょう。
4.お別れの時間が短くなりすぎないようにする
一日葬は時間を短縮することだけが目的ではありません。
お花を棺へ手向ける時間、故人の好きだったものを飾ること、 お着替えやお化粧を整えることなど、 ご家族が大切にしたい部分には、きちんと時間を取ることもできます。
一日葬・二日葬・火葬式の違い
どの葬儀形式がよいかは、ご家族によって異なります。 費用だけでなく、「誰と、どのようにお別れしたいか」から考えることが大切です。
通夜なし・告別式あり
葬儀・告別式を行い、その後火葬します。
- 宗教儀礼を行いたい
- きちんとお別れの時間を取りたい
- 親族の負担を抑えたい
通夜・告別式あり
1日目に通夜、2日目に葬儀・告別式と火葬を行います。
- 時間をかけて送りたい
- 友人・仕事関係の参列も予定している
- 従来の宗教儀礼を大切にしたい
原則として式典なし
通夜・告別式を行わず、火葬を中心にお別れする方法です。
- 葬儀式典を希望しない
- ごく少人数で送りたい
- 費用をできるだけ抑えたい
参列者を限定する考え方
一日葬・二日葬のどちらでも家族葬として行えます。
- 家族や親族中心で送りたい
- 親しい方だけに参列してほしい
- 落ち着いた葬儀にしたい
一日葬はどのような方に検討されている?
一日葬がすべてのご家族に合うわけではありません。 一方で、次のようなご事情がある場合には、一つの選択肢になります。
- 家族・親族を中心に少人数で送りたい
- 高齢の親族が多く、二日間の参列が負担になる
- 遠方から来る親族の宿泊負担を減らしたい
- 通夜は行わなくても、葬儀・告別式はきちんと行いたい
- 火葬だけではなく、お花を手向ける時間を持ちたい
- 二日葬より費用を抑えたい
反対に、友人・知人や仕事関係の方など多くの方に参列していただきたい場合や、 菩提寺が通夜を含む二日間の葬儀を大切にしている場合には、 二日葬の方がご家族の希望に合うこともあります。
世田谷区で一日葬を考えるときの5つの確認ポイント
参列人数
家族だけなのか、親族・友人までお呼びするのかを整理します。
菩提寺の有無
菩提寺がある場合には、一日葬を決定する前に相談します。
利用する斎場
自宅からの距離だけでなく、式場料・火葬料・安置料も比較します。
安置日数
葬儀までの日数によって、安置料や保冷費用が変わることがあります。
見積もりの総額
「一日葬プラン」の金額ではなく、斎場・火葬・安置などを含めた総額を確認します。
世田谷区の一日葬についてよくある質問
まとめ|一日葬は「短く済ませる葬儀」ではありません
一日葬は、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬を一日で行う葬儀形式です。
二日間の葬儀と比べてご家族・親族の負担を軽減しやすい一方で、 菩提寺への確認や、参列できる方の時間などについて事前に考えておく必要があります。
また、費用を比較するときには 「一日葬○万円〜」という基本料金だけで判断せず、 葬儀基本料金・式場・火葬・安置・骨壺・料理・返礼品などを含めた総額を見ること が大切です。
世田谷区では、 代々幡斎場・臨海斎場・桐ケ谷斎場・堀ノ内斎場など、 複数の斎場から選ぶことができます。
「費用をどの程度にしたいか」 「誰に参列していただきたいか」 「どのくらいの時間をかけてお別れしたいか」 を整理しながら、ご家族に合った葬儀を考えてみてください。
世田谷区の葬儀について、ほかの情報も確認する
斎場・葬儀費用・家族葬・葬儀社の選び方など、 必要な情報から順番に確認できます。
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情報について
掲載している斎場料金・施設情報は2026年9月時点で確認できる公表情報をもとに構成しています。
料金・利用条件・設備等は変更される場合がありますので、実際に利用する際には施設・行政・葬儀社等へ最新情報をご確認ください。
参考:東京博善株式会社/世田谷区/臨海部広域斎場組合の公表情報