1日葬

世田谷区の一日葬とは?費用・流れ・家族葬との違いをわかりやすく解説

最終確認:2026年9月

一日葬は「家族葬の簡易版」ではありません。 通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を一日で行う日程上の形式です。 世田谷区では、家族中心の小規模な葬儀で一日葬が選ばれることがありますが、 費用だけでなく、菩提寺との関係、参列者の移動、 故人と過ごせる時間まで含めて考えることが大切です。

一日葬とは

一般的な二日葬では、1日目に通夜、2日目に葬儀・告別式と火葬を行います。 一日葬では通夜を省き、葬儀・告別式から火葬までを一日で行います。

「家族葬」は参列範囲を表す言葉で、 「一日葬」は日程を表す言葉です。 そのため、家族だけで一日葬を行うことも、 親族や友人を招いて一日葬を行うこともできます。

世田谷区で一日葬を行う場合の基本的な流れ

  1. ご逝去・死亡確認
  2. 葬儀社へ連絡し、ご自宅または安置施設へ搬送
  3. 日程・斎場・宗教形式・参列人数を打ち合わせ
  4. 納棺・必要に応じて面会
  5. 葬儀・告別式
  6. お別れ・出棺
  7. 火葬・収骨

東京では、亡くなった翌日に必ず火葬できるわけではありません。 火葬場や式場の空き、宗教者や親族の日程によって 数日待つことがあります。

その間の安置料や保冷処置費用も、 見積もり時に確認しておきたい項目です。

一日葬の費用は何で決まる?

「一日葬○万円」という基本プランだけでは、 実際に必要となる総額は判断できません。

一般に、葬儀基本費用のほか、 式場使用料、火葬料、安置料、骨壺、搬送、 料理、返礼品、宗教者へのお礼などが関係します。

比較するときのポイント
「同じ人数・同じ斎場・同じ安置日数」で見積もりを取り、 火葬終了までに必要な総額を比較すると分かりやすくなります。

世田谷区民が一日葬で利用することのある斎場

斎場 特徴 考え方
臨海斎場 世田谷区を含む5区が共同設置する公営斎場。 火葬場と葬儀式場が同じ敷地内にあります。 条件を満たす世田谷区民は、 組織区住民料金を利用できます。 費用と移動負担の両面から検討しやすい斎場です。
代々幡斎場 渋谷区西原にある民営斎場。 火葬場と葬儀式場が同一施設にあります。 世田谷区東部や北沢地域などから 距離的に利用しやすい場合があります。
桐ケ谷斎場 品川区西五反田にある民営斎場。 火葬場と葬儀式場を併設しています。 世田谷区南東部や、 目黒区・品川区寄りの地域から候補になることがあります。
堀ノ内斎場 杉並区梅里にある民営斎場。 火葬場と式場が同一施設です。 世田谷区北部や杉並区寄りの地域では 候補の一つになります。
寺院・区民斎場など 寺院式場や世田谷区内の式場など、 火葬場を併設していない施設もあります。 地域に近い、雰囲気が合うなどの利点がありますが、 葬儀後は火葬場へ移動する必要があります。

一日葬のメリット

  • 通夜を行わないため、 遠方の親族や高齢の参列者の負担を軽減しやすい
  • 通夜料理など、 一部の費用を抑えられる場合がある
  • 家族や親しい方を中心とした 小規模な葬儀と相性がよい
  • 二日間の予定を空けることが難しい方でも 参列しやすい場合がある

一日葬で注意したいこと

菩提寺がある場合は先に相談する

お墓のある菩提寺へ納骨する予定がある場合、 通夜を行わない一日葬について 寺院ごとに考え方が異なります。

葬儀社だけで日程や形式を決める前に、 菩提寺へ相談することをおすすめします。

一日だから半額になるわけではない

火葬料、式場料、棺、搬送、安置など、 二日葬と同じように必要となる費用があります。

そのため、 「日程が半分だから費用も半分になる」 とは限りません。

お別れの時間を確認する

日程を短くすることと、 故人との時間を短くすることは同じではありません。

面会、納棺、お花入れなどを どの程度行えるのか、 事前に確認すると安心です。

葬儀社を選ぶときに確認したいこと

インターネット上の葬儀紹介サービスでは、 相談窓口となる運営会社と、 実際に搬送や葬儀を担当する会社が 異なる場合があります。

一方、地域の葬儀社には、 最初に相談した担当者が 搬送、打ち合わせ、葬儀まで 継続して関わる会社もあります。

どちらがご家族に合うかはケースによって異なりますが、 少なくとも次の点は確認しておきたいところです。

  • 実際に葬儀を担当する会社はどこか
  • 相談した担当者と施行担当者が同じか
  • 基本料金に何が含まれているか
  • 追加料金が発生する条件は何か
  • 希望しない商品やサービスを断れるか

地域の小規模な葬儀社の中には、 大きな自社会館や大規模な広告を持たず、 過去に葬儀を担当したご家族からの紹介や口コミ、 寺院や地域とのつながりを中心に 依頼を受けている会社もあります。

その場合、 自社会館に葬儀場所を限定せず、 公営斎場、民営斎場、寺院、自宅などから ご家族の希望や予算に合わせて 提案することがあります。

ただし、 「地域の小さな葬儀社だから必ず安い」 「大手だから必ず高い」 と一律に判断することはできません。

会社の規模や広告量ではなく、 説明が具体的か、 総額を明確に示してくれるか、 ご家族の希望を聞いたうえで提案してくれるか を見ることが大切です。

一日葬が向いている方

  • 通夜を行わず、 一日で葬儀を終えたい方
  • 高齢の親族が多く、 二日間の参列負担を減らしたい方
  • 家族や親しい方を中心に 落ち着いた葬儀を行いたい方
  • 儀式はきちんと行いたいが、 日程は短くしたい方

一日葬が向かない場合もあります

通夜の時間を大切にしたい場合や、 仕事関係者、友人、近隣の方など 多くの方が参列する予定の場合は、 二日葬の方が参列しやすいことがあります。

また、菩提寺が 「通夜・葬儀を二日間で行う」 という考えの場合には、 一日葬を希望することで 寺院との調整が必要になることがあります。

一日葬と家族葬の違い

項目 一日葬 家族葬
意味 通夜を行わず、 葬儀・告別式と火葬を一日で行う形式 家族・親族・親しい方を中心に行う葬儀
参列人数 人数について明確な決まりはありません 人数の明確な定義はありませんが、 比較的小規模な葬儀を指すことが一般的です
日程 葬儀・告別式は原則1日 一日葬でも二日葬でも行えます
通夜 原則として行いません 行う場合と行わない場合があります

一日葬と火葬式の違い

比較 一日葬 火葬式
葬儀・告別式 式場などで葬儀・告別式を行います 一般的な葬儀・告別式を行わず、 火葬を中心に見送ります
祭壇 花祭壇などを設けることが一般的です 通常は大きな祭壇を設けません
お別れ 式中や出棺前に 比較的ゆっくりお別れできます 施設やプランによって お別れ時間が異なります
費用 式場料や祭壇費用などが必要になります 式場を使用しないため 費用を抑えやすい傾向があります

世田谷区で一日葬を考えるときのまとめ

一日葬は、 通夜を行わず葬儀・告別式と火葬を 一日で行う方法です。

参列者の負担を抑えやすく、 家族中心の葬儀とも相性があります。

ただし、 費用だけで決めるのではなく、 菩提寺との関係、安置日数、 式場と火葬場の距離、 故人とのお別れの時間まで含めて 検討することが大切です。

世田谷区で一日葬を検討する場合は、 「どの形式が一番安いか」ではなく、 「どの方法なら家族が納得して見送れるか」 を基準に考えると、 後悔の少ない葬儀につながります。

よくある質問

一日葬でもお坊さんを呼べますか?
可能です。 ただし菩提寺がある場合は、 必ず寺院へ事前に相談してください。 寺院によって一日葬に対する考え方が異なります。
家族だけで一日葬を行えますか?
行えます。 参列人数に合わせて式場の広さを選ぶと、 費用や空間のバランスを取りやすくなります。
一日葬と火葬式は同じですか?
異なります。 一日葬は葬儀・告別式を行いますが、 火葬式は通常、 式場での葬儀・告別式を行わず 火葬を中心に見送ります。
一日葬なら二日葬よりかなり安くなりますか?
通夜料理や一部の人件費などを 抑えられる場合がありますが、 式場料、火葬料、棺、搬送、安置など、 共通して必要な費用もあります。 必ず総額で比較してください。
主な確認資料
  • 世田谷区「臨海斎場(火葬場のある公営斎場)」
  • 東京博善 各斎場公式案内

※施設料金・利用条件は改定される場合があります。 実際の利用時は最新情報をご確認ください。

-1日葬
-, ,