住み慣れたご自宅で、
ご家族らしく静かに見送る
自宅葬・マンション葬
葬儀式場ではなく、ご自宅やマンションのお部屋でお別れの時間をつくる葬儀です。 このページでは、世田谷区を中心に、目黒区・渋谷区・狛江市で自宅葬やマンション葬を検討されている方に向けて、基本的な考え方や確認しておきたい点をまとめています。 お部屋の広さ、搬入経路、近隣への配慮まで確認しながら、無理のない形をご提案いたします。
自宅葬・マンション葬とは
自宅葬とは、故人様が暮らしていたご自宅、またはご家族が集まりやすい住まいで行う葬儀のことです。 戸建て住宅だけでなく、マンションや集合住宅のお部屋で行うお見送りも含まれます。
近年は葬儀専用式場で行う形が一般的ですが、「最後は家に帰してあげたい」「慣れた部屋でゆっくり過ごしたい」 「親しい人だけで、落ち着いた時間を持ちたい」というご希望から、自宅葬を選ばれる方もいらっしゃいます。
ご自宅での葬儀は、会場の設備に合わせるのではなく、ご家族の生活空間に合わせて設計するお見送りです。 そのため、事前の確認と段取りがとても大切になります。
戸建ての自宅葬とマンション葬の違い
戸建て住宅での自宅葬
和室・リビング・一階のお部屋などを利用し、故人様を中心にご家族が囲むような形でお別れを行います。 玄関や廊下、階段の幅、棺の搬入経路、駐車スペースなどを確認しながら進めます。
ご近所の方が弔問に来られる場合は、受付の場所や導線を整え、生活空間に負担が出ないように準備します。
マンションでの自宅葬
マンション葬では、お部屋の広さだけでなく、エレベーター、共用廊下、エントランス、管理規約の確認が重要です。 小さなお部屋でも、人数や儀式の内容を調整することでお別れの場をつくれる場合があります。
音量、焼香の煙、参列者の出入りなど、近隣の方への配慮も含めて、落ち着いて行える方法をご提案いたします。
自宅で見送ることの良さ
時間に追われにくい
式場の利用時間に合わせる必要が少ないため、ご家族のペースでお別れの時間を持ちやすくなります。
思い出の場所で過ごせる
住み慣れた部屋、いつもの家具、写真や愛用品に囲まれながら、自然な雰囲気で見送ることができます。
費用を調整しやすい
式場使用料がかからないため、その分をお花やお食事、返礼品などに回すこともできます。
お花の飾り方が自由
大きな祭壇だけでなく、リビングに合う小さな花飾りや、故人様らしい色合いのお花で整えることができます。
少人数に向いている
ご家族や本当に親しい方だけで、形式にとらわれすぎない温かな時間をつくりやすい葬儀です。
移動の負担を抑えられる
ご高齢のご家族がいる場合でも、式場まで移動せずにお別れできるため、体力的な負担を軽減できます。
地域ごとに利用されることが多い火葬場・斎場
自宅葬・マンション葬では、ご自宅でお別れをした後に火葬場へ向かいます。 そのため、住まいからの距離、火葬場の予約状況、費用、参列者の移動のしやすさを考えて火葬場を選ぶことが大切です。
世田谷区・目黒区・渋谷区・狛江市周辺では、地域によって利用されることが多い斎場が異なります。 代表的な候補は次の通りです。
| 世田谷区 |
代々幡斎場・桐ヶ谷斎場・臨海斎場
世田谷区民の方は、代々幡斎場や桐ヶ谷斎場を利用されることが多くあります。 また、世田谷区は臨海斎場の組織区に含まれるため、条件に合う場合は臨海斎場を公共料金で利用できます。 |
|---|---|
| 目黒区 |
桐ヶ谷斎場・代々幡斎場・臨海斎場
目黒区民の方は、桐ヶ谷斎場や代々幡斎場を利用されることが多いです。 目黒区も臨海斎場の組織区に含まれるため、臨海斎場を公共料金で利用できます。 |
| 渋谷区 |
代々幡斎場・桐ヶ谷斎場
渋谷区の方は、距離や交通の面から代々幡斎場や桐ヶ谷斎場を利用されることが多いです。 なお、喪主または葬儀を主宰する二親等以内の親族が、港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区のいずれかに住民票を置いている場合は、臨海斎場の公共料金を利用できます。 |
| 狛江市 |
日華多磨葬祭場
狛江市の方は、日華多磨葬祭場を利用されることが多いです。 ただし、渋谷区の場合と同じく、喪主または葬儀を主宰する二親等以内の親族が臨海斎場の組織区に住民票を置いている場合は、臨海斎場の公共料金が適用されます。 |
臨海斎場の公共料金を利用できるケース
臨海斎場は、港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区の5区が共同で設置している公営斎場です。 火葬場と葬儀式場が併設されており、火葬のみの利用だけでなく、式場を利用した葬儀も行うことができます。
この5区に住民票がある方に関係する葬儀では、条件を満たすことで「組織区住民料金」、いわゆる公共料金で利用できます。 民営斎場に比べて火葬費や式場使用料を抑えやすいため、世田谷区・目黒区周辺で自宅葬やマンション葬を検討する際にも確認しておきたい斎場です。
故人様が5区に住民票を置いていた場合
故人様が亡くなった時点で、港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区のいずれかに住所を有していた場合、 臨海斎場を組織区住民料金で利用できます。
世田谷区民・目黒区民の方が自宅葬を行い、火葬を臨海斎場で行うケースでは、この条件に該当することがあります。
喪主・主宰者が5区に住民票を置いている場合
故人様が5区以外にお住まいだった場合でも、火葬や葬儀を主宰する方が故人様の二親等以内の親族であり、 その方が港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区のいずれかに住民票を置いている場合は、組織区住民料金で利用できるます。
たとえば、渋谷区や狛江市の方の葬儀であっても、喪主が世田谷区や目黒区など5区内に住民票を置いており、 故人様と二親等以内の関係であれば、臨海斎場の公共料金の対象となります。
12歳以上の火葬料は、組織区住民料金の場合44,000円、組織区外住民料金の場合88,000円です。 葬儀式場の使用料は、組織区住民料金の場合56,000円、組織区外住民料金の場合170,000円です。 実際の利用時には、故人様との関係を確認できる書類が必要になる場合があります。
自宅葬・マンション葬で確認すること
お部屋・搬入経路の確認
お棺を安置する場所、玄関からお部屋までの導線、エレベーターや階段の幅を確認します。 難しそうに見える住まいでも、角度や順路を工夫することで対応できる場合があります。
人数と過ごし方の確認
ご家族のみなのか、ご友人やご近所の方もお呼びするのかによって、椅子の数、受付、焼香台、動線の整え方が変わります。
近隣・管理会社への配慮
マンションの場合は、管理規約や共用部の利用、搬入時間、参列者の出入りなどを確認します。 必要に応じて、ご家族が説明しやすいように内容を整理いたします。
火葬場への移動
ご自宅でお別れをした後は、霊柩車で火葬場へ向かいます。 参列人数に応じて、自家用車・タクシー・マイクロバスなどの移動方法を検討します。
ご相談から葬儀当日までの流れ
ご逝去・ご連絡
病院・施設・ご自宅などでご逝去された後、葬儀社へ連絡し、搬送や安置の手配について相談します。夜間や早朝でも対応している葬儀社が多くあります。
ご自宅への搬送・ご安置
寝台車でお迎えに上がり、ご自宅またはご希望の安置先へお連れいたします。ご自宅安置の場合は保冷処置を行います。
お打ち合わせ
葬儀の形式、人数、宗教者の有無、お花、遺影写真、お食事、火葬場への移動方法などを確認します。
お部屋の準備
故人様を安置する場所を整え、花飾り、焼香台、椅子、受付スペースなどを必要に応じて準備します。
ご葬儀・お別れ
読経を行う葬儀、無宗教のお別れ、家族だけの時間など、ご希望に合わせて進行いたします。
ご出棺・火葬場へ
ご自宅からご出棺し、火葬場へ向かいます。火葬後のご収骨まで、担当者が流れをご案内いたします。
マンション葬をご検討の方へ
マンションでの葬儀は、「エレベーターが狭い」「棺が入るか分からない」「近隣に迷惑がかからないか心配」 というご不安を持たれる方が多くいらっしゃいます。
実際には、事前に搬入経路を確認し、人数を絞り、飾り付けをコンパクトに整えることで、 マンションのお部屋でも落ち着いたお別れができる場合があります。
自宅葬に慣れている葬儀社であれば、狭い玄関や小型エレベーター、階段での搬送なども含めて確認し、 ご家族にとって無理のない方法を一緒に考えます。
よくあるご質問
6畳ほどの部屋でも自宅葬はできますか?
人数や儀式の内容を調整すれば、6畳程度のお部屋でもお別れの場をつくれる場合があります。 大きな祭壇を置かず、故人様の周りにお花を添えるような形も可能です。
マンションで棺の搬入はできますか?
玄関、廊下、エレベーター、階段の幅を確認して判断します。 搬入が難しそうな場合でも、経路や角度を工夫することで対応できることがあります。
宗教者を呼ばないお別れもできますか?
可能です。読経を行わず、ご家族のお別れ、献花、思い出のお話、音楽などを中心にした無宗教の形にも対応いたします。
近所の方に知られずに行うことはできますか?
完全に分からないようにすることをお約束することはできませんが、搬送時間や参列人数、音量、共用部の使い方などに配慮して進めます。
自宅に安置できない場合はどうなりますか?
ご自宅での安置が難しい場合は、安置施設を利用し、葬儀当日のみご自宅でお別れを行うなど、状況に合わせた方法をご提案いたします。
お花はどのくらい飾れますか?
お部屋の広さやご希望に合わせて、枕元のお花、棺周りの花飾り、小さな花祭壇などをご用意できます。 故人様らしい色合いや雰囲気を大切にいたします。
お部屋の広さや建物の条件によって難しい場合もありますが、葬儀の形を小さくしたり、安置場所を分けたりすることで、 ご自宅でのお別れが叶うこともあります。まずは現在の状況をお聞かせください。
世田谷区・目黒区・渋谷区・狛江市で
自宅葬・マンション葬を検討されている方へ
「自宅で見送れるか分からない」という段階でも、早めに確認しておくことで選択肢が広がります。 自宅葬に対応できる葬儀社へ相談することで、住まいの状況や火葬場の利用条件を確認しながら、ご家族にとって負担の少ないお別れの形を考えることができます。
参考情報について
このページは、世田谷区周辺で自宅葬・マンション葬を検討されている方のための葬儀情報ページです。 内容の一部は、世田谷区で家族葬・自宅葬を行う「ともいき社」の公開情報や、実際の自宅葬に関する考え方を参考にしながら、 葬儀を検討される方に分かりやすい形で再構成しています。
特定の葬儀社への依頼を前提とした案内ではなく、自宅でのお見送りを考える際に確認しておきたい基本情報としてご覧ください。 実際に葬儀を行う場合は、ご自宅の状況、建物の条件、火葬場の空き状況、宗教者の有無、斎場の利用資格などによって必要な準備が異なります。
参考ページ:ともいき社「世田谷区の自宅葬・マンション葬」
世田谷区周辺で自宅葬・マンション葬を検討する際の参考情報として、以下のページもご覧いただけます。
https://tomoikisha.jp/home-funeral/